- 患者さんを生活背景、ご家族も含め多角的に看護
- 在宅の皆さんの暮らしを支える看護
- 予防医療のための看護
平成24年10月に新病院が開院し、地域の方にとっても、職員にとっても明るく広々とした開かれた療養環境に変わりました。当院は地域密着型の病院です。患者さんの多くは、この地域の方々で、外来・病棟・透析室・訪問看護、通所リハビリなど、どの部署も地域連携が欠かせません。また、高齢の患者さん、骨折手術治療の患者さん、多重疾患の方など、治療が複雑になることもあり、地域で安心して治療が受けられ、退院に向けた準備ができる地域包括ケアの役割も大きいと考えます。
看護部では、『地域住民の健康問題に寄り添い、誠実で質の高い医療・看護を提供します』を理念として掲げています。病院を利用される方にとって、ほっと安心できる、頼れる病院でありたいと思います。そして、健康維持増進としての予防的アプローチから長期に渡り、安定した療養が臨めるような関わりができる看護も当院の特徴であります。
上野原市立病院
看護部 看護部長和田優子
現在働いている看護師のほとんどは、多様な職場経験があり、今までの経験を活かしながらここでできる看護を実践しています。さらに経験を重ねながら個々のキャリア形成にも取り組んでいるところです。また、地域の看護大学生の実習病院であることや毎年新人看護師が入職するようになり、継続して看護師育成ができる病院となりました。
この地域で、この病院でできる医療・看護の提供を私たちと共に一緒に実現していきましょう。
看護部理念
地域住民の健康問題に寄り添い、
誠実で質の高い医療・看護を提供します
この地域での看護活動を行っていくために、私たちは次のような人材を求めています。
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地域の患者さんはもちろん、日々多くの人たちと関わっていくことが必要な職場です。患者さんやご家族はもちろん、共に働く仲間に対しても心配りができ、相手を尊重した行動を 行うことが大切であると考えています。私たちは常に相手の立場を考えて優しい行動ができる人を求めています。
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患者さまや地域の皆様の健康を支えていくためには、限られた医療資源の中でより良い看護ケアを実践できように努めています。そのためには、さらなる看護力の向上を目指し、自 ら学ぼうとする意欲と患者さんへの看護に対する情熱がとても大切であると考えています。そのため、日々向上心を持ち熱意をもって看護ができる人材を求めています。
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私たちは多職種で連携して、それぞれが役割と責任を持って仕事をしています。 そのためには、自分に任された役割に対して最後までやり遂げる責任感が最も大切であると考えています。どんなことにも責任感を持って行動できる人材を私たちは求めています。
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医療人として働く私たちが発する言葉、態度、行動は周囲の人たちにとても大きな影響を与えます。患者さんに対して、ご家族に対して、同じ職場の仲間に対して、その時の状況に応じて、日頃から相手を敬い丁寧な態度を示すことがとても 大切です。私たちは、そのような医療人としてのマナーがある人を求めています。
公益社団法人地域医療振興協会は、地域医療を中心とした地域保健医療の確保と質の向上を目指し、全国に約74施設(2019年3月現在) の病院・介護施設を管理運営しています。また複数の研修センターもあり、人材育成にも力を入れています。全国の地域で行われている医療・看護活動の 実践から得た経験は、上野原市立病院でも活かしており、さらなる地域医療への貢献を図っています。
公益社団法人 地域医療振興協会
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-4